ゆいPRIMAで行く クラシックホテル巡り第4弾
雲仙観光ホテルと天幕のお茶会
クラシックホテル巡り第4弾 雲仙観光ホテルに泊まる
4月、5月と見ごろを迎え、山々が桃色に色づく長崎県の雲仙温泉。
明治初期より多くの外国人が避暑で訪れたこの地に建つ創業約100年のホテルが「雲仙観光ホテル」です。
この度出発も決定いたしましたこちらのコースの下見に訪れた際の様子をご覧ください!
奈良時代に高僧・行基によって開かれたとされる雲仙温泉の温泉街に入ると「雲仙地獄」と呼ばれるほどに湯煙たち登るダイナミックな光景が広がります。
温泉街のメインストリートからでもこの雲仙地獄の光景をご覧いただけるほか、整備された散策路から様々な地獄の風景を楽しめる「地獄めぐり」も楽しめます。
あまり印象はありませんが標約800mあたりの高い標高に位置している雲仙温泉は、麓と比べると気温は3~5℃ほど低く、昭和初期には多くの外国人が避暑として訪れていました。
当時外国人たちが別荘として使用していた区画は、当時の景観を意識した洋風の建物が並んでおり、オシャレな交番や観光案内所がご覧いただけます。
ツアー当日お時間がある際にはぜひ温泉街の散策もお楽しみください。
当日お泊りいただく雲仙観光ホテルへ。
多くの人々を迎えてきた玄関の奥には、客室へ向かう大階段がございます。
豪華客船をイメージして作られたというホテル内には、様々な本が置かれた「図書室」、ビリヤードが楽しめる「撞球室」、図書室に置かれた映像先品から好きなものを楽しめる「映写室」などもありました。
内装や調度品はほとんど変わらずのまま。往時の雰囲気でお過ごしいただけます。
今回の企画のもう一つの目玉である「天幕ティータイム」の会場の池ノ原園地へ。
ツアー出発の時期に見頃を迎えるであろうミヤマキリシマに囲まれた場所で、真結の旅特別に屋外テントを建て日本茶のティータイムをお楽しみいただきます。
屋外に日よけを建てた集いは当時避暑に来ていた外国人たちが実際に雲仙にて行っており、春先には過ごしやすい気温でお茶会をお楽しみいただけることかと思います。
※悪天候時は雲仙観光ホテル内のラウンジで行います。
そのティータイムで今回お世話になります、日本茶インストラクターの松尾亜樹さんにもお会いしてきました。
雲仙温泉の「松尾カメラ時計展 喫茶室」の店主でもあり、雲仙の知識だけではなく、九州各地のお茶に精通されている松尾さんのお話は非常に興味深く、楽しい打ち合わせのお時間でした。
近畿圏の自分からするとお茶というと京都や静岡のイメージが非常に強いのですが、九州の各地でも様々にお茶の産地があり、産地ごとにおいしい淹れ方があるそうです。
当日は松尾さんオススメの品種や淹れ方でお茶会をお楽しみください!
オプショナルツアーで参ります仁田峠へ。
ミヤマキリシマの群生地だけではなく、標高約1100mの高さから眺める雲仙の山々はとても美しいです。
当日は天気にも恵まれ、ミヤマキリシマも見ごろを迎えることを祈っています。
ぜひ多くのお客様のご参加を心よりお待ちしております。