プレミアムコンテンツ 旅、食、ひとを愛でる珠玉エッセイ
ゆく先々で出会うものに心を動かされる
《旅》の愉しみ・味わいを優しく綴った、
小説家・フードコラムニストによるエッセイ集。
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老舗料理旅館「茶六別館」でいただく 名物ぶりしゃぶとコッペのオリジナル丹後冬膳
海の京都という言葉があります。
京都は海から遠い、というイメージが強すぎて、なかなか浸透しませんが、京都に生まれ育って長い時間を経た身としては、強く実感します。...
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民藝の町 越中八尾の伝統行事 おわら風の盆 本祭
柏井 壽
諸説ありますが、富山という地の語源は、「多くの山が連なる、富める山の国」の意からだそうです。
富山県内にはあちこちに高低さまざまな山が点在していて、そのなかで県...
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美食家が憧れる ならまち「白 Tsukumo」
門上 武司
「白」と書いて「つくも」と読む。「つくも」は「九十九」である。つまり百から一を引くと九十九となる。白寿が九十九歳を祝う年と同じ考え方。
「白」の主人・西原理人さ...
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”オーベルジュeaufeu(オーフ)”で過ごすひととき
門上 武司
いま、北陸がすごく熱い状況である。新潟、富山、石川、福井という地域で新たな食の旋風が吹いている、といっても過言ではない。
海外や東京、京都、大阪などで優れた技術...
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修善寺温泉 あさば
柏井 壽
『あさば』という宿をどう表現すればいいか、いつも迷ってしまいます。格式の高さを誇っているので緊張を強いられるように思われがちですが、実際に泊まってみると、これほ...
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京都の割烹「祇園川上」
門上 武司
20年以上も前のこと。「あまから手帖」が「AMAKARA」から現在のスタイルにリニューアルした第一号は「関西和の30人」という特集であった。そこで僕は「祇園 ...
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伊香保温泉と「香雲館」
柏井 壽
万葉集にもその名が歌われた伊香保温泉ですが、関西からは少し距離があるせいか、お訪ねになったかたはそう多くないかと思います。
おなじ群馬県には草津温泉という日本を...
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徳山鮓
門上 武司
京都の「祇園さゝ木」というミシュランガイド三つ星の割烹店のカウンターには、中央にピザ窯が据えられている。きっかけは、多くの料理人たちと岡山の吉田牧場という料理人...