ツアー特集 伝統工芸、民藝の世界に誘われて
引継がれゆく逸品の手仕事現場をめぐる旅
日本が生み出した用の美「民藝」
「道を歩かなかった人。歩いたあとが道になる人。」民藝の祖、柳宗悦のことを盟友の陶芸家・河井寛二郎はこう表現しており、その柳宗悦が中心となった民藝運動(大正14年)がきっかけで、今の私たちは素晴らしい「日本の美意識」を全国各地で触れる事ができるようになりました。なかでも「用の美」として普段使いのモノや日常生活に宿る美、民藝は日本国内にとどまらず海外の多くの方を魅了し、日本を旅する大きな目的にもなっています。
今回は民藝の礎となった伝統作家たちが織り成す特別な旅、民藝旅の特集をあつめました。