ツアー特集 2023年 夏の新作ツアー紹介
紺碧の季 私だけの夏物語
全国の祭事が再開の兆しを見せる2023年の夏。
祭り囃子や夜空に打ちあがる花火の景色が、いつの間にか遠く淡い思い出となっている方も多くいらっしゃるかと思います。
この夏号では「久しぶりに夏を楽しみたい」と思えるような賑やかなでダイナミックなツアーが揃いました。大自然の絶景・各地のお祭り・旬の味覚を快適な「真結の旅」にてお楽しみください。
この一冊が皆様と全国の「夏の風物詩」をもう一度結ぶきっかけになれば幸いです。
特集関連ツアー
日本三大花火 長岡まつり大花火大会 日本三大花火の一つに数えられる長岡まつり大花火大会。毎年8月2日から3日に開催される花火大会には2日間で約100万人越えの人々が訪れます。夏の夜空に大きく華開く名物の「正三尺玉」や、打ち上げ幅約2㎞にも及ぶ復興祈願花火「フェニックス」など、日本一の大河・信濃川の上空を舞台に司会に収まりきらない大花火の数々が圧倒的スケールで打ち上げられます。ゆいの旅では広々としたマス席にて、ゆったりと寝転がりながら花火をご鑑賞いただけます。
民藝の町 越中八尾の伝統行事 おわら風の盆 夏の終わりを告げる頃、越中八尾で行われる「おわら風の盆」。三百余年の歴史を持つ伝統行事は、越中八尾の誇りであり、町民たちの心が最も熱くなる3日間です。格子戸の民家、土蔵など、昔の面影を残す美しい町並みを舞台に三味線、胡弓、太皷の音に合わせて哀調帯びた唄や妖艶な男女の踊りが一晩中繰り広げられます。真結の旅では特別に、越中八尾の鏡町にある山元食道にて、福鶴酒造の地酒と心温まる家庭料理をご堪能いただき、その後はお店を起点に町流しを自由にご覧いただけます。ぜひおわらの幻想的な世界に心ゆくまで酔いしれてください。
「木乃婦」でいただく鱧料理 京都案内人と巡る祇園祭 日本三大祭の一つの「祇園祭」。真結の旅ではおなじみの京都を知り尽くした薄雲先生の案内の元、ご散策。巡行本番の「動く美術館」とも呼ばれる山鉾を有料観覧席にて間近でご観覧いただきます。また、ご夕食は祇園祭には欠かせない珠玉の鱧料理。舌の肥えた旦那衆に長く愛されてきた名店「木乃婦」。祇園祭の巡行観覧だけでなく、京料理にも美と技を感じていただきましょう。
晩夏の京都五山に浮かぶ 京都五山の送り火 夏の夜空を彩る「京都五山送り火」は、お盆の精霊を送る伝統行事です。東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に「妙」・「法」が灯ります。
西山の丘からゆったりとした気持ちで、先祖に思いを馳せながら、京の夏の夜にひたりませんか。
京の奥座敷「美山荘」 夏の摘草料理を愉しむ 京都・洛北屈指の料理旅館、「美山荘」。
里山の豊かな自然に囲まれた落ち着いた雰囲気の中、心づくしの懐石「摘草料理」をいただきます。京の喧騒から距離を置いた洛北・花背の地で夏の恵み満載の一品一品をじっくりとご堪能ください。日本海側最大の島 「佐渡島」島内連泊 自然と歴史を巡る旅 日本海側最大の島である佐渡は、その豊かな大地の恵みによって様々な発展を遂げてきました。約300万年前から続く地殻変動によってもたらされた尖閣湾や小木半島に代表される美しい景観を島内の至る所で見ることができ、佐渡金銀山・トキ・たらい舟などもこの大地の恵みと密接に関係しています。
宿泊は、佐渡随一の庭園の広さを誇る「佐渡リゾート ホテル吾妻」へ。夕日に一番近い宿としても知られるこの宿は、空と海のコントラストが美しいオーシャンビュータイプの客室でお過ごしいただけます。
また大浴場、露天風呂から眺める日本海の絶景は島ならでの景観です。2023年春就航新船さんふらわあの旅 Aコース 殿様屋敷で鑑賞する「能」特別公演 今年春に新規就航したフェリー「さんふらわあ くれない・むらさき」。従来のフェリーのイメージを覆す船内は明るく個室をメインとした造りとなっています。今回の旅ではスイートタイプのお部屋でゆっくり瀬戸内クルーズをお楽しみいただきます。
旅先は一路九州へ。日本で唯一の国指定名勝に宿泊できる、藩主の末裔が営むお宿「御花」にご宿泊。柳川藩主であった立花家が大切に継承してきた「喜多流」の能を明治の頃より受け継がれたきた能舞台で間近より特別にお楽しみいただきます。日本一の星空を求めて 「石苔亭いしだ」隠れ屋で過ごす至福のひととき 長野の南端に位置し、四季折々の山郷の風情と「日本一綺麗な星空」で知られる昼神温泉郷。
その地に佇む「石苔亭いしだ」は、1,000坪の敷地にわずか17室をかまえる、空間を贅沢に使った数寄屋造りの温泉宿です。また昼神の湯は「美人の湯」としても知られ、とろりのした肌触りの湯が特徴です。天然温泉ならではの泉質や効能はもちろん、地元産の天然石をふんだんに使った洞窟風岩風呂で、岩に反射した波打ち音や岩の触感など、視覚・聴覚・触覚的にも楽しんで、心身ともにリフレッシュいただけます。
スモールラグジュアリーホテル 「ホテル キーフォレスト北杜」に泊まる 大人の八ヶ岳 八ヶ岳の麓に佇む小淵沢アート&ウエルネス内にある「ホテルキーフォレスト北杜」。斬新で前衛的なデザインは、建築家、北川原温氏の作品。山梨県建築文化賞を受賞しており、全6室のみの個性豊かなお部屋の数々でひとりひとりに寄り添うことができるスモ-ルブティックホテルとなっています。
併設する中村キース・へリング美術館も北川氏の作品です。JIA日本建築大賞を受賞した生命のエネルギ-を感じる建築で、建物、美術館共に見ごたえ充分です。自然とアートに触れ、身体を癒し、心を満たす、小淵沢の恵みをご体験ください。
生誕90周年 上高地帝国ホテル 二連泊 上高地のシーズン到来。訪れる場所、訪れる時間や時間で様々な表情を見せてくれる上高地。いつでも新鮮な感動が待っている上高地。見る花や景色は同じでも、上高地を熟知している自然ガイドの話を聞きながら、上高地を散策すると、楽しさもきっと倍増するはず。
真結の旅でも毎年プロガイドと歩く時間を設け、ご旅行にかかせない時間となっております。上高地をより思い出深きものにいたしましょう。
森のグランオーベルジュ THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田 軽井沢の北に雄大にそびえる浅間山を眼前に望み、豊かな自然の中で静かな時が流れる北佐久郡、御代田町。この小さな町にある小高い森の中に佇むのは、「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」。
夕食はオーベルジュのメインダイニング「ル・グラン・リス」にて、総料理長が生産者のもとへ足繫く通い、そこで出会った信州食材を使った、「ひらまつ」らしい正統派フレンチをお召し上がりいただきます。朝食はレストランにて、差し込む朝日の和らぎを感じながらのお食事を。軽井沢での夏の美食旅をぜひお愉しみください。
クラシックホテル巡り 「奈良ホテル」ご宿泊 建築家 辰野金吾によって設計され、1909年に「関西の迎賓館」として創業した奈良ホテル。
全国9か所の「日本クラシックホテルの会」加盟ホテルのなかでは、近畿で唯一のホテルとなります。
和洋折衷の本館をはじめとした外観は1300年の歴史を持つ奈良の都にも美しく調和し、創業当時のメインダイニングでのお食事やクラシカルな内装のお部屋が皆様を令和から大正・明治への時間逆行の旅へお連れします。夏風に誘われて 瀬戸内しまたび「SEA SPICA」クルーズ 瀬戸内の青い海の上で、美しい輝きを放ちながら人を自由で開放的な旅に誘う船、「SEA SPICA」。真結の旅では、三原港を出発し、西向きコ-スで船旅を半日お楽しみいただきます。
お泊りは、G7サミット開催の『グランドプリンスホテル広島』。お部屋は客室最上階のプリンスクラブフロアをご準備いたしました。夏の夜の特別なひと時をお過ごしください。
「鵜匠の家すぎ山」に泊まる 長良川鵜飼ご鑑賞 皇室へ献上するための鮎を獲ることが許される全国で9名のみの「宮内庁式部職」に認定された特別な鵜匠である小瀬の鵜匠、足立陽一郎氏の案内のもと、江戸時代から続く歴史ある鵜匠の家をご見学いただくほか、長良川沿いに建つ「鵜匠の家 すぎ山」へご宿泊いただきます。
ご夕食後は2022年より運行を開始した高級鵜飼観覧船にて「ぎふ長良川の鵜飼い」をご見学致します。歴史ある鵜飼をより深く、より快適にお過ごしください。
京都嵯峨野の老舗 「鮎茶屋 平野屋」で味わう 天然鮎料理 四季折々に風情ある景色を楽しめる風光明媚な名称として古より知られる嵐山。
この地で創業約400年の歴史を持つ「平野屋」は、保津峡谷に近い立地から鮎問屋を営んできました。保津川水系の清流で獲れた新鮮な鮎を生簀で一晩休ませ、お出しする直前に水揚げし調理するので、身が締まり食べごろとなります。6月は若鮎、7月から8月は盛りと、季節ごとに味の違いもお楽しみいただけます。美食家が憧れる ならまち「白 Tsukumo」 町家が立ち並ぶならまちの風景に馴染む、趣のある佇まいの日本料理店「白 Tsukumo」。
料理長西原理人氏の料理には、奈良の食材を存分に使い、四季折々の風土・情景・文化が料理に織り込まれています。「白 Tsukumo」の後は、中川政七商店奈良本店に隣接する「茶論」。奈良・樫舎謹製、四時間かけて煮詰めたこだわりの練乳を使用した茶論オリジナルの“白いかき氷”。この上ない奈良のひとときをお過ごしください。
丹後の食と絶景を味わう観光列車 水戸岡鋭治デザイン「丹後くろまつ号」 丹後くろまつ号は美しい海、穏やかな山並み、のどかな田園風景に恵まれた京丹後の絶景を走り抜けます。水戸岡デザインの木をふんだんに使用したクラシカルな空間で、移り変わる車窓風景と、丹後旬食材ランチコースをぜひお楽しみください。
兵庫デスティネーションキャンペーンコラボ企画 淡路島 旬の鱧会席と操舵室特別見学付きうずしおクルーズ 御食国・淡路島の夏の旬食材「鱧」。南あわじの鱧は、一匹一匹丁寧に釣り上げる「はえ縄漁」で獲るため体に傷が少なく「べっぴん鱧」と呼ばれております。瀬戸内海の豊かな海で育ち美容にも効果的な栄養を多く含む高級魚を鱧湯引き、鱧すき鍋、鱧天ぷら、鱧釜飯などフルコースでお召し上がりください。
兵庫幻の夏の味覚 「蓴菜料理ぬなわや」“天然じゅんさい”の茶懐石 開発により絶滅の危機に瀕する“じゅんさい”。兵庫県は希少な天然物が採れる産地であり、その美味しさを知ってほしいとの想いから、じゅんさいの卸業を営むご家庭の女将様が開いた「蓴菜遊膳ぬなわや」は全国からファンの訪れる隠れた名店です。
初夏にしか食べられない趣向を凝らした天然じゅんさいの茶懐石をお楽しみください。